| [ animonda社発行] | |||||||||||||||
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| ■ 獣医、そして猫を飼っている皆さんは、とりわけこの病気を心配しているのではないでしょうか。すなわち尿道の病気です。ここでまず前提として注意すべきなのは、尿血栓と結石の違いをきちんと把握しておくことです。この2つの病気は全く異なるものですから、注意が必要です。
結石が鉱物(ミネラル類)から生じる一方、尿血栓の主成分はミ ネラル類に加えてMatrix(子宮/母体)(Zelldebris+粘液Schleim)です。 |
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| ■ 80年代には、とりわけストラバイト結石が著しかったのに対し、近年は他種の石や、他の原因が注目されています。シュウ酸カルシウム結石が原因の病気の発生率が高まり、1984年には2%だったものが、1993年には28.7%にまで上昇しました。同時期に、ストラバイト結石と血栓の減少が見られ始め、それぞれ94%、88%だったものが、78%、57%に下がりました。そのほか、尿酸結石と膀胱結石(=シスチン結石)、および複合結石にも注目する必要があります。 | |||||||||||||||
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| ■ 他方、腎炎と尿道炎は増加してきています。この最近の傾向については、治療を始める時期が遅い場合においては必ず留意すべきです。というのは食事コントロールを含む治療では、石の種類・内臓の病気についても調べる必要があるからです。というのも、尿道の病気=ストラバイトという方程式は、今日もはや成り立たないからです。 | |||||||||||||||
| ストラバイト結石の治療は尿のpH値を下げます。 | |||||||||||||||
| ■ 急性の病気の際に、食事コントロールは、尿を酸性に帰る様作用するといわれています。尿のpH値はとりわけ、餌に含まれるミネラル類によって左右されます。餌に含まれる、アルカリ性に作用する陽イオン、あるいは酸性に作用する陰イオンの含有量によって、どのように餌が尿のpH値に影響するか予想することができます。マグネシウム含有量が低く、(60-70mg
/ MJ DE)、酸性に働くマグネシウム塩化物入りのダイエットペットフードは、ストラバイト結石予防のために考案されたもので、尿を軽い酸性に変えるよう作用します。
この調整方法は、多くのペットフードに見られるもの で、例えばアニモンダ社の猫用缶入りペットフードでは、マグネシウムは70mg/MJ DEにとどめてあります。 また同時に、適度なカルシウムも摂取する必要があります。尿があまりにも極端に、あるいはあまりにも長期間酸性の状態にあり、同時に、餌に含まれるマグネシウムの量が減少したときは、大変危険です。この場合は、シュウ酸カルシウム結石が形成されるリスクが著しく高まります。 |
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| ■ 軽度の尿酸結石の治療においては、尿が酸性〜中性を保つように処置をする一方、シュウ酸カルシウム結石の形成は、アルカリ性の尿によって予防されます。したがって、尿に関わる病気における各種食事制限治療では、石の種類を正確に把握しなければならないのです。なぜなら、判断ミスにより誤った餌を与えることによって、石の形成を助長しうるからです。(表1参照) | |||||||||||||||
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